人の健康と地球環境を救い、300億円市場を創った
「空調服」の「発明・開発」秘話
ソニーを脱サラ起業。ロマンと夢を求めた企業・起業家のノンフィクション。
「空調服」とは、2005年発売から世界各国・累計約100万着も販売している、知る人ぞ知る日本が誇る“発明"製品。温暖化対策と、働く人の熱中症対策・解決に寄与できるため、注目を浴びています。
本書は、小さな新聞記事から、そんな発明品の存在を知り、「これを作った人間とは? 会社とは?」という興味から始まったルポルタージュ。そこには、組織内外の人間関係の苦悩、資金繰り、リストラ、取引先の裏切り、“ひらめき"だけでは続けられない経営のリアルと、“夢"があるから仕事を続けられるというロマンがあった。
日本のモノづくり復権に向けて。
未来の起業家・技術者、仕事人に読んでもらいたい1冊です。