今年5月に発表しました空調フェイスシールド™につきまして、たくさんの取材やお問い合わせ本当にありがとうございました。いただいた意見をもとに、その後、開発をすすめていきました。この度、2次試作品が完成したため、報告致します。
また、コラムページ製品開発記内において、開発過程が解る手記とシミュレーション動画を掲載しておりますので、こちらもご参照ください。
MENU
News
2020年8月19日(水)出版社クロスメディア・パブリッシングより、
市ヶ谷弘司著書『空調服™を生み出した市ヶ谷弘司の思考実験』が発売されました。
■「生理クーラー理論®」で世間を驚かせた発明家の頭のなか
はじめに
「何を考えていれば、こんな発想がでてくるのですか」インタビューや取材にかかわらず、
こんなことをよく聞かれます。
ただ、この質問にどう答えたらいいのかは実はとても難しいものです。
発想やアイデアといったものは、積み重ねた思考や試行錯誤という過程があって生み出されるわけですが、
その過程はとても膨大かつ複雑なものであって、私自身も完全に把握しきれていない部分があるからです。
それならば、私が普段「どのようなことを考えているのかを、そのまま書いてしまえばいいのではないか」というのが
本書の趣旨になります。
思考には個人の中にさまざまな基準や傾向がありますが、
私にとってのそれはどういうものなのかを知ってもらうためには、
考えているままに示した方がいいでしょう。
もしもそんな私が思考する世界とその実験を面白いと思ってくれる人がいるならば、
あるいは新たな思考のヒントになったりするのならば、
とても嬉しく思います。
アイデアで世界を持続可能に
-With an idea Make the world sustainable-
開発者:市ヶ谷弘司(セフト研究所社長)は、
暑さ対策にかかるエネルギーを大幅に削減することで、
地球環境改善に大きく寄与し健康的でより快適な社会を実現する。
その志をもって、『生理クーラー®理論』という独自理論を生みだしました。
この理論を基にした斬新で画期的な商品
『空調シリーズ(空調服™/空調ベッド™/空調ざぶとん™/空調リュック™)』は、
世の中を変え百億市場を創造し今なお成長し続けています。
このサイトでは、
開発者:市ヶ谷弘司の人間像、アイデアを生み出す思考プロセスに、
これまで語られてなかった開発ヒストリーやエピソードなど、
会社と製品の垣根を超えたコンテンツを通じ迫ります。
完成された製品はシンプルですが、
そこに至るまでの起源となるアイデアや製品開発の過程には、
様々な物語や試行錯誤が伴います。
どのような論理や工程を経て、世の中を変える製品アイデアが生み出されたか。
開発者の頭の中や趣味嗜好をもさらけ出すことで、
志をもって新たな事業の立ち上げや製品の開発に携わる方々を応援し、
何かしらお役に立てるような情報発信を目指します。
知識の木の下に、
新しい枝を生やそうとする
すべての創造者の方々の琴線に、
少しでも触れるものがあれば、
大変嬉しく思います。
© Ichigaya Hiroshi.com